System&Operations Domain IT Strategy Division SaaS Dev Ops Team Team Leader 武藤 崇志 様
株式会社ニューズピックス(当時)にて導入がスタートした「請求管理ロボ for Salesforce」。今では、吸収合併された株式会社ユーザベース(以下、ユーザベース)にて全社活用に向け導入が進んでいます。前回の取材から3年経った今、System&Operations Domain IT Strategy Division SaaS Dev Ops Team Team Leaderの武藤崇志さんにお話を伺いました。
▼前回の記事はこちら
https://www.robotpayment.co.jp/service/mikata/case-studies/newspicks.html
ユーザベースは、「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」をパーパスに掲げています。経済情報プラットフォーム「SPEEDA」やソーシャル経済メディア「NewsPicks」を提供しているほか、スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」や営業DXソリューション「FORCAS」、企業変革を推進するコンサルティング・ソリューションカンパニー「AlphaDrive」、価値ある知見の蓄積と流通を行うプラットフォーマー「MIMIR」など、様々な事業・サービスを展開するグループを形成しています。
「請求管理ロボ for Salesforce」は、その名の通りSalesforce®上で請求処理ができるのが特徴であり大きな魅力です。もともとはSalesforce®とAPI連携できる請求管理サービスを利用していましたが、変更があるたびにAPI自体のメンテナンスが必要でした。「請求管理ロボ for Salesforce」ならば、AppExchangeのアプリとしてインストールするだけなので、工数やコストを減らすことができます。
その上、商談から催促までの情報がシームレスにつながるだけでなく、Salesforce®を見れば情報が確認できるようになったことで認知負荷が減り、社員も仕事がしやすい状態になりました。
受注が決まるとSalesforce®の商談レコードを更新し、請求レコードを作成します。「請求管理ロボ for Salesforce」へはボタンを押すだけで連携でき、請求レコードを選択して発行ボタンを押せば、簡単に請求書が発行される仕組みです。内容に問題がなければメール送付をし、入金が確認できたら手動で消込をしていきます。これらの処理を毎月数百件ほど行なっています。
当社の事業特性や請求プロセスに合わせて柔軟に対応できるのは、「請求管理ロボ for Salesforce」ならではですし、迷ったときは相談にのっていただけるので助かっています。
今回、NewsPicksだけでなくユーザベースとして導入しようと思った背景は、まさにその事業特性(サービス)ごとの請求プロセスの違いでした。
例えば、SPEEDAとFORCASをあるお客様に提供する場合、見積書が2枚、申込書が2枚、そして請求書も2枚と、サービスごとに分かれます。それで良い場合もありますが、特に請求書は1枚にまとめてほしいというご要望もあるわけです。しかし、これまでは請求プロセスが別になっていたため分けることができませんでした。
私たちは、お客様の課題に対してクロスセルをしながら最適なソリューションを提供しているはずなのに、帳票関連がお客様の負担になってしまっているのはユーザーエクスペリエンスとして良くありません。見積書や契約書、請求書などのドキュメントは、お客様とのタッチポイント。お客様が望む状態でお渡しできるかどうかは重要なポイントになると思うんです。
だから、価値あるソリューションを“提供しやすくする”ためには、体制やシステムの変更も必要だと考えています。システムをきれいに一本化しつつも、工数やコストも抑え、今後お客様が増えた場合にも体制を維持しながら対応できる仕組みづくりに挑戦中です。
ROBOT PAYMENTの担当者とも、こまめにコミュニケーションを取ることができて助かっています。項目の出し方からシステムの仕組み化、理想的な業務プロセスまでディスカッションを重ね、着々と導入に向けた準備が進んでいるところです。
10万件/月以上の請求書に対応!導入企業700社以上の実績
サービス詳細や他社比較を知りたい方
資料ダウンロード(無料)お見積りをしたい方
料金を見る受付時間:平日9:00〜18:00
(年末年始を除く)