セールスオペレーション
阿部 茉梨藻 様
株式会社スマートドライブ(https://smartdrive.co.jp/)は、「移動の進化を後押しする」をコーポレートビジョンに掲げ、車やバイクをはじめとしたあらゆる移動データを収集・分析・解析し、モビリティサービスに活かすサービスを提供しています。そのなかで、データを収集するデバイスを自社製作するメーカー的な側面と、収集したデータの分析・解析を行うプラットフォーマー的な側面と、実際にお客様にサービスを提供するサプライヤー的な側面と、多様な領域で展開しているのは大きな特徴です。
蓄積される移動データは、オープンプラットフォームとして、業種や業態を問わず利用可能。新しい施策の構想・実施を支援しています。
2020年にマレーシアに現地法人を開設し、海外でのサービス提供も開始しました。日本での知見を海外でも活かす一方で、海外で得たものも新しいサービスに活用していきたいと考えています。
請求の主な内容は、クラウド車両管理のSmartDrive Fleet(https://smartdrive-fleet.jp/)における初期費用と月額ライセンス費用(サブスクリプション)になります。また他にも、MaaSやスマートシティのプロジェクト等で移動データの利活用を行っており、顧客層だけみてもSMBからエンタープライズ、官公庁と幅広いのが特徴です。そのため初期費用だけ利用企業の関連会社に請求する、本来一括の費用を分割にする、会計年度に合わせて請求する、など様々な要望に対応しています。
様々なタイプのお客様の要望に対応できる柔軟性を持ちつつも、スタートアップとしての早い成長スピードに対応しながら、ミスや漏れのない請求業務が行っていくことが求められます。
請求管理ロボ for Salesforceを検討した背景には、約1年前に導入したSalesforceに請求管理を連携したいということがありました。
以前に使用していた請求システムはSalesforceとの連携機能がなく、Salesforceで営業が作成した見積を、月末にかけて請求担当が請求システムに手作業で請求書を発行するという運用でした。幸い大きなミスや請求漏れの発生はありませんでしたが、会社が成長していく中で受注件数が毎月増加していて、Salesforceと請求システムを照らし合わせて入力する作業は、さすがに大変だと感じていました。
またネットバンクからエクスポートした入金情報データと請求データの突き合わせ、営業への督促依頼の工数、仕訳起票などにも、かなりの工数を割いていたと思います。
社内調整がスムーズに進んだこともあり、比較的早いペースで導入に至りました。導入までの検討ステップは下記のようなスケジュールです。
1週目:情報収集
ネットでの検索や前職の友人への聞き込みなどを通して、3社をリストアップしました。
2週目:3社プレゼンと仕様比較
プレゼン直後は、価格感もあり他のプロジェクトメンバーは他2社に傾いていました。Salesforceとの連携ができればいいというのが大きな要素だったので、価格感に納得していなかったのが理由です。
3週目:フリートライアルと貴社への追加説明依頼
Salesforceの開発視点で見ると他2社と違いがありそうだなと感じていたので、仕様確認や追加の資料請求を依頼しました。そこで請求管理ロボ for Salesforceには、請求書単位ではなく明細単位の繰り返し請求予約があったこと、消し込み機能の工数削減効果、仕訳における前受け金の期間配分の対応ができることなど、価格に見合った十分な機能があることを理解できました。
4週目:請求管理ロボ for Salesforceのデモ
このタイミングで請求管理ロボ for Salesforceの導入に意見が傾きました。何よりも商談の当初からシステム側の実装を担う担当者が同席くださったことで、技術的な不安が解消できたことは非常に大きかったです。質問に対する的確な回答、手厚いサポートを受け、このサービスであれば安心して利用できると思いました。
検討ステップを通して、導入に向け強く意識したのは、営業のオペレーションへの影響を最小限に抑えることです。バックオフィスは自分たちが楽になることなので問題ないですが、コロナ禍で社内コミュニケーショが難しい中、特にフロント部門のオペレーションはあまり変えたくないという気持ちがありました。
コストを掛けてシステムを導入する中で「Salesforceのデータを手作業で転記する必要がなくなりました!」だけでは費用対効果として弱いと考えていたので、お客さまの要望に出来る限り応えるためにも、明細単位の繰り返し請求予約をはじめ細かい対応が可能な点は非常に嬉しいです。
スタートアップとして、まだまだ高い山を登り続けなければならない中で、ある程度オペレーションは固めつつもまだまだお客さまの要望に柔軟に応えられる余地が必要です。また会社の成長に応じて、請求業務も変化していくと考えています。例えば、監査対応など その時々に改修を入れることで対応できる拡張性を請求管理ロボ for Salesforceには期待しており、未来を見据えて今回導入しています。
実際の稼働を目の前に、今後についての期待は非常に大きいです。スタートアップ企業としては、システムだけに頼る、オペレーションだけに頼る、では実現できないことがあまりに多いです。請求管理ロボ for Salesforceのシステムとこちらのオペレーションをバランスよく組み合わせることで、よりよい体制を作っていきたいと思っています。
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