経営企画本部
部長 蒲原 慎志 様
ユーザベースグループの株式会社ニューズピックスは、「経済情報で、世界を変える」というミッションのもと、多様な媒体の情報と自社オリジナル記事を配信するソーシャル経済メディア「NewsPicks」を提供しています。そのなかで、個人向けに有料会員サブスクリプションサービス、法人向けにブランド広告、及び社内プラットフォームEnterpriseを展開しています。また他にも、ビジネス書の出版、動画番組の配信、法人コンサルティングなど、経済ニュースを軸に事業拡大を行っており、さらにユーザベースグループ全体では海外戦略も視野に入れています。
Salesforceは基幹システムとして、受注管理、発注管理、請求管理といった業務プロセス全般から、制作管理、アサイン管理など様々な領域をカバーしています。そのため、何か新しいことを始める場合、まずSalesforceとの連携の可能性を探ります。
また、あらゆるプロダクト開発の内製化を進めており、基本的な開発は自分たちで行う方針です。そのため、製品のパッケージだけではなく、カスタマイズ性・拡張性を担保できることも大事な要件です。
請求管理ロボ導入の決め手は、AppExchange版が提供されていることでした。元々、API連携に対応した請求管理サービスを使用していましたが、何か変更があるたびに、API自体のメンテナンスが必要になり、その対応が課題でした。例えば、項目1つ追加するだけでも、Salesforceと請求管理システム双方で受け渡しの確認が必要でした。
AppExchange版の請求管理ロボは、Salesforce上で完結できるというのが大きな魅力です。またお金に関わる業務であるため、ROBOT PAYMENTさんの原点が決済事業ということも判断基準として影響はあったと思います。
請求管理ロボは、主にBtoB事業の請求に利用しています。広告事業は毎月受注して1件1件請求するスポット型、Enterpriseは利用者×単価×期間といういわゆるMRR型です。
高単価ということもあり、取引先の支払いパターンに合わせることが多く、BtoBで考えられる世の中の請求パターン(前払い・後払い・一括払い・分割払い、毎月払い)全てに対応しています。また広告事業に関しては配信型であるため、月をまたいでの配信になることも多いです。業務としては提供・計上・請求という流れですが、そこに「月」の概念が入ってくると、計上単位と請求単位に差が生じてきます。この部分もSalesforce上で全ての情報を一元管理し、レポートやモニタリングを行うことで対応しています。
こうした様々な請求パターンやイレギュラーな状況に柔軟に対応できるのは、請求管理ロボならではだと思います。
請求管理ロボ導入による大きな変化は、請求関連の情報もSalesforce上で管理され、他の情報と一元化されたことです。例えば、営業担当が管理している商談上で、営業管理担当が管理している請求書や入金情報が見れるようになりました。
このように、Salesforce上で営業・営業管理・経理といった立場の異なる人が、同じ画面・情報を見て、判断できるのはとても大事なことだと感じています。請求管理ロボを単に請求書を発行するツールとして認識するのはもったいない話で、請求管理ロボによって「プロセスと人が繋がる」ことが本当の価値だと感じています。
一時期、手作業で請求書を発行していた時期もありました。この苦しかった時期を、今ではシステム化に向けた要件定義に役立つ時間であったと、捉えることができています。
発注と提供の立場ではありますが、ROBOT PAYMENTの担当者とは、お互いの認識のすり合わせを何度も行い、実現したいことを一緒に創り上げてきました。巻き込んだという言葉が正しいかもしれませんが、要望に対して常にサポートしていただき、本当にチームという気持ちをもっています。
10万件/月以上の請求書に対応!導入企業700社以上の実績
サービス詳細や他社比較を知りたい方
資料ダウンロード(無料)お見積りをしたい方
料金を見る受付時間:平日9:00〜18:00
(年末年始を除く)