導入事例 | 請求管理・業務システム(ソフト)「 請求管理ロボ 」

クラウドエース株式会社の導入事例

代表取締役社長 青木 誠 様

取引件数が15倍になった現在も、一定のリソースで請求業務が安定稼働
〜成功の鍵は急成長を見据え、事業スタート時に導入決定をしたこと〜

「導入前の課題」
  • 加速度的に成長する事業スピードに耐えられる請求システムを探していた。
  • バックオフィス部門のブラックボックス化や属人化は、経営側から見ても重要な懸念でした。
「導入後の変化」
  • 請求件数15倍になった今もリソースを変えずに、事業開始時とほぼ同じ作業時間で完了しています。
  • 顧客管理、請求管理、会計を一連の業務フローとして脱アナログ化するので、ミスが減り、データの矛盾を起こさなくなります。

企業の急成長を裏で支える請求管理ロボ

クラウドエース株式会社は、Google Cloud Platform™(以下 GCP™ )のシステム導入設計から運用・保守までをワンストップでサポートしており、国内ではトップクラスの GCP 導入支援実績がある企業です。
日本における GCP™ を用いた構築のリーディングカンパニーとして、 GCP™ のプレミアパートナーとなり3年連続アワードを受賞しております。またGCP™ の開発を行うエンジニア向けのトレーニング事業なども好評で、多くの法人様、個人エンジニア様に、より高度なプロフェッショナル技術を身に着けるため受講いただいております。 最近では、AI、機械学習、ビッグデータなどのニーズもかなり増えてきており、GCP の機能を使ったソリューションの提供や他社製品との連携ソリューションなども多く展開しております。

当社は、2016年11月に設立したばかり会社ではございますが、東京本社の他に、大阪・名古屋・福岡に支社があり、現在では海外支社の設立も進行中です。GCP™の市場は急成長しており、私たちクラウドエースも同じスピードで大きく成長していきたいと考えております。
そのスピードを支える社内体制を実現するために、請求管理ロボを活用しております。

請求管理ロボのコンセプトに惚れ込んだことが導入の経緯

クラウドエースが請求管理ロボを導入したのは、親会社の吉積情報株式会社から分社化してすぐのタイミングでした。
ちょうど、Google™ が東京に GCP™ のリージョンを開設したタイミングで GCP™ の国内普及に向けてインフラの提供を専門とし設立したのがクラウドエースとなります。
パブリッククラウドの普及や、AI、機械学習、ビッグデータなどへの期待の高まりに伴い、GCP ではBigQuery™(ビッグデータ解析)・Cloud Speech-to-Text™ (音声認識)・Cloud Machine Learning™ (機械学習)などの分野で多くのお問い合わせを頂いています。 また、GCP東京リージョンの開設などもあり当時から事業規模が加速度的に成長していくであろうと予測していました。
取引の増加や、メンバーの増加、会社規模の拡大など様々な方面でそのスピードに耐えられる請求システムを探しており、その中で唯一の選択肢として請求管理ロボの導入を決定しました。

GCPの利用料は月ごとに利用した分だけの従量課金モデルですし、サポート費用や運用保守費用は定期課金となりサブスクリプションモデルとの相性の良さ、スポットで課金が発生するトレーニング事業の授業料にも請求書払いの他にクレジットカード払いが柔軟に対応できる点などもありましたが、エンジニア出身の当社代表の吉積が、「クラウドサービスを選ぶこと」への強いこだわりを持ち、そこで請求管理ロボのコンセプトに惚れ込んだということが、選定の大きな理由でもあります。

またIPOを目指しておりますので内部統制は必須であり、バックオフィス部門のブラックボックス化や属人化は、経営側から見ても重要な課題になっていくと考え、出来るだけ早くシステム導入したかったのも事実です。 クライアント企業ごとのお金に関するやり取りの履歴や、リアルタイムな入金状況の把握、経営視点でのキャッシュイン状況の把握などは、アナログな管理では煩雑になることはわかっていました。だからこそ請求管理ロボを導入することで、請求業務の自動化により工数を一定に抑えて、スピーディーな意思決定を実現することを見据え、事業スタート時から請求管理ロボを導入しました。

請求件数15倍になった今も事業開始時とほぼ同じ作業時間でできています。

設立当初は10名程度の従業員数でしたが、1年半経った現在では60名程度に増え、今年度中に100名を目指しております。それに合わせて、設立当時に導入を決めた社内ツールでは、事業規模の拡大に耐えられるものが少ないと感じています。拡大に伴い業務改善や働き方を考え、現行のシステムや業務運用の見直しを行っています。 ただその中で、請求管理ロボに関しては今後も使い続けられるサービスであると思っております。なぜならば、請求管理ロボは請求件数が多くなればなるほど、メリットが出せるサービスであると感じているからです。
実際に、請求管理ロボを導入した時は、請求件数でいうと1か月数十件程度だったものが、今では数百件件以上に増加しています。それでも請求業務は当初とほぼ変わらず一定のオペレーションで全て完結しています。

具体的に請求業務の流れを説明させていただくと、月末締めで GCP の使用量が確定してから、料金計算を行い、請求書を自動発行します。この一連の作業をたった3日間で行います。もし手作業で、数百件の請求に対応するとしたら、今の経理の人数では難しく、かなり煩雑になり、ヒューマンエラーが多数生じていたかと思います。

「顧客管理」、「請求管理」、「会計」を一連の業務フローとして組み立てる

今後、請求管理ロボをより効果的に活用するために、他のクラウドサービスと連携させていくことを考えています。先ほどもお話ししましたが、会社規模も大きくなり現在社内ビジネスツールを再検討しているタイミングです。検討条件としてサービス間の連携性はかなり重視しています。請求管理ロボは連携サービスもあるので、「顧客管理」、「請求管理」、「会計」をバラバラに管理するのではなく、一連の業務フローとして組み立てる予定です。 そうすることにより、最初に正しい情報が登録できていれば、契約情報から会計情報までの手作業が一切なくなり、データの矛盾が起こらなくなると考えています。
請求管理ロボには、そういったデータ連携できる他のクラウドサービスを増やしていただくことを期待しています。多くのサービスと連携が行えることで様々な企業でも業務効率化が実現できますので、日本企業での活用の幅が広がっていくと思います。

お客様概要

クラウドエース株式会社
代表取締役社長:青木 誠 様
設立:2016年 11月 1日
資本金:3億150万円
事業内容
・Google Cloud Platformトータルサポートサービス「クラウドエース」の運用
・コンサルティングサービス
URL: https://www.cloud-ace.jp/

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