請求管理ロボユーザーの中には、他社の受領側の自動化システムを導入しているユーザーもいらっしゃいますが、上手く機能していないケースがあります。
取引先企業が受領側システムのアカウントを持っていないと、完全に自動化はできない
別のシステムで受け取った請求書を、自社で使ってるシステムに入れ直す手間が発生する
受領側の自動化システムでは、取引先企業も同じ受領システムを使っていないと思うように効率化できず、業務改善につながらないことがあります。また受領と発行の両方を自動化できるシステムだと、催促などの債権管理機能が少ないというデメリットもあります。
そのため、請求管理業務は、発行側から自動化することをおすすめしております。
請求管発行側には、債権管理のような業務量が読みにくい作業が発生します。
この債権管理は、入金があるまで行われるため、経理担当者の業務負担になることが多いです。
請求書発行 | 請求書受領 | |
請求管理 | 請求データの作成・チェック 請求書の発行・送付 入金状況の確認 入金消込処理 |
請求書の受領・内容チェック 支払手続き 支払実行 支払記録の管理 |
債権管理 | 未入金の催促 |
発行側は売上確保という重要な役割を担い、未入金防止が喫緊の課題だからです。請求書発行の自動化により、入金状況の可視化や催促業務の効率化が図れます。
特に月間50件以上の請求書を発行し、未入金が多い場合は、消込や催促業務も自動化することで、売上改善が期待できます。
受領側の自動化も重要ですが、売上に直結する発行側の自動化を優先し、請求管理全体の改善につなげましょう。