「コンビニ決済・収納代行」のメリットとデメリット
「コンビニ決済」とはコンビニエンスストアの代金収納サービスを利用した、オンライン決済ではクレジットカード決済の次に利用者が多い決済方法です。実際に商品や公共料金の支払いをコンビニで行ったことがある方も多いのではないでしょうか。
コンビニ決済には、購入時にネットショップで発行される番号を使って支払う「前払い決済」と、到着した商品に同封された払込票で支払う「後払い決済」の2種類があり、購入者の都合に合わせて好きなタイミングで支払いができることも人気の要因となっています。
今回はこのコンビニ決済を導入することによる、ネットショップ運営者と購入者にとってのメリット・デメリットについて確認してみましょう。
コンビニ決済が人気な理由
コンビニ決済の一番の特徴はなんといっても利便性です。日本全国に約56,000店あり、24時間365日営業している馴染みのあるコンビニエンスストアが支払い窓口になるという点は大きな魅力ではないでしょうか。外出時に少しコンビニに寄って支払いを済ますことができ、便利な決済手段です。
また、オンラインではクレジットカード決済を選択しないという人は意外と多く、そうした人たちに特に人気が高いと考えられます。そのため、クレジットカード決済とコンビニ決済は、ネットユーザーにおける利用率が高い2大決済手段となっています。このような「顧客の支払いやすさ」は回収率の向上につながると言えるでしょう。
とある調査によれば、オンラインショッピングの際に希望する決済手段がない場合、過半数の人が購入を止めてしまうということも分かっています。オンラインショップの決済手段の一つとしてコンビニ決済を導入することは、ターゲット層を広げ、機会損失を防ぐことに役立つのです。
コンビニ決済と銀行振込の違いは?
全国各地の拠点を利用した決済手段としては、銀行振込による支払いもあります。銀行の店舗だけでなくコンビニ内にATMが設置されていることも多く、利便性という観点で大きな違いはないでしょう。
では、コンビニ決済と銀行振込の違いは何かというと、「手数料」と「入金確認の容易さ」です。
まず、手数料についてですが、銀行振込の場合、一般的にお客様側が数百円の負担することになります。一方、コンビニ決済の場合、手数料は基本的に企業負担であることが多く、お客様負担の場合でも比較的安く抑えられています。
また、入金確認の容易さについては、特に事業者側にとって重要なポイントでしょう。銀行振込の場合、銀行の営業時間外での入金確認は難しいものがあります。しかしコンビニ決済であれば、お客様が支払った後、約1時間程度のうちに入金確認が可能なため、すぐに商品発送を手配できます。また銀行振込の場合には、「バーチャル口座」などを利用しない限り、振込人の口座名義の特定を行う必要があり、ここにも手間があるといえます。
コンビニ決済の方法は2種類ある
コンビニ決済には、大きく2種類の方法があります。
一つは、公共料金の支払いなどでなじみのある人も多い「払込票方式」です。
もう一つは、商品やサービスの注文時にメール等でお客様に送られる払込用番号を用いることで、紙の払込票を使わずにコンビニ払いを行う「ペーパーレス方式」です。
この2種類の決済方法については、以下で詳しい解説をしています。
コンビニ決済とは?仕組みやメリットについて解説
コンビニ決済のメリット
コンビニ決済を導入することによるメリットとしては、以下のものが挙げられます。
・全国の店舗で24時間365日利用できる
・支払い手段の選択肢が増える
・コンビニ決済で煩雑だった入金確認も容易に
・充実の決済手段で購買意欲の低下を防ぐ
各ポイントの詳細は以下で解説しています。
コンビニ決済とは?仕組みやメリットについて解説
コンビニ決済のデメリット
続いて、コンビニ決済のデメリットについても見ていきましょう。
・採算が合わない場合がある
ニーズがあるとはいえ、コンビニ決済の利用者はクレジットカード決済の利用者に比べると少なくなっています。そのため運営しているネットショップが小規模である場合は、導入したにも関わらず採算がとれないという事態に陥ってしまう可能性もあり得るのです。
コンビニ決済を導入する場合は、どれくらい利用者がいれば採算が合うようになるのか事前に計算しておくことが大事です。
・料金未回収のリスクがある
後払い決済には、料金を回収出来ないリスクがあります。コンビニ決済サービスを提供している会社の中には、債権を保証してくれるところもありますが、債権保証サービスを利用する場合は手数料がかかります。コンビニ決済は、全てのネットショップに向いている決済方法というわけではありません。そのためクレジットカード決済や口座振替など、他の決済と併用して導入いただくことが多いです。ご自身のネットショップがコンビニ決済に向いているのかどうか、まずはそれを確認することから始めてみましょう。
コンビニ決済の活用例
1.単発の商品代金や年会費
ECサイトでの販売はもちろん、資格の受験料など利用のたびに発生する売上代金を回収する手段として導入されています。また、ファンクラブやOB会費など、案内物に同封した形で、年単位の代金回収にも適しています。
2.二次回収手段
毎月の利用料など、定期的に発生する売上代金は、クレジットカードや口座振替を利用して回収を行っている場合が多いです。しかしクレジットカードの紛失などによる停止、口座の残高不足など、回収が失敗した場合の、一時的な代替手段としてコンビニ決済を活用するケースもあります。
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