請求書作成アプリで業務効率化!おすすめアプリ6選と各機能も解説

請求書 請求業務

請求書の作成は、会社が取引先から販売代金を回収し、本業を回していくうえで欠かせない業務です。しかしながら、ミスの許されない金銭授受に関する書類であるその性質上、作成から送付には多大な時間と手間がかかっていました。

昨今では、そんな課題を一気に解消してくれる手段がいくつか存在します。その代表のひとつが、スマホからでも手軽に利用できる「請求書作成アプリ」です。

本記事では、請求書作成アプリとはどういったものなのか、そのメリットや注意点、おすすめのアプリについても解説します。請求業務の効率化にお悩みの事業者様は、ぜひご一読ください。

請求書アプリを利用してみよう

バックオフィス業務におけるシステム化・クラウド化が進む昨今では、請求業務においても簡便に利用できる請求書アプリがいくつも登場しています。
ここでは請求書アプリの概要と、請求書アプリを業務に取り入れるメリット、利用上の注意点について解説します。

請求書アプリとは

請求書アプリ(請求書作成アプリ)は文字通り、請求書作成から発送までの業務をPC・スマホから行うことができるアプリケーションのことを指します。

なお、スマホからも使用できる都合上、動作環境を満たすPCと大容量のストレージが必要な「オンプレミス型」ではなく、Android・iOSなど端末を問わず使用できる「クラウド型」のサービスが多くなっています。

機能としては「請求書システム」と似通った部分もありますが、サービスによって取引先も登録が必要となる請求書システムとは異なり、請求書アプリは取引先がメールでの請求書受信に承諾していれば、すぐに使用可能となるのが特徴です。

また、請求書アプリの請求書作成機能は見積書・納品書と紐付いている場合が多く、請求書への転記機能で必須項目のほとんどを埋めてくれるため、工数の削減につながります。

請求書アプリを使うメリット

請求書アプリを利用することで、従来の手入力・郵送で発生するコストおよびリスクを、大幅に削減することができます。

郵送による請求書の送付には、封筒代・切手代・書留料金・人件費などといった多くの経費がかかります。さらには、手書き・手入力・送付前のチェック作業などにかける時間も費やさざるを得ません。しかし、それらは直接会社の利益につながるものではないため、可能な限り削減するのが望ましいです。

また、時間と労力を要するということは、反復作業の中でヒューマンエラーによる事務ミスが発生する可能性が高まるという意味でもあります。先述したように、郵送途上の紛失・情報漏えいのリスクも捨てきれません。

そういった業務の大半を請求書アプリで自動化することにより、会社のコア業務へ注力できるようになるだけでなく、自社側のミスや郵送トラブルによる請求漏れ・売上金の未回収のリスクをある程度防ぐことができるのです。

アプリでいつでも請求書が作成できるようになれば、リモートワークや移動中、外出先からも業務が可能となり、働き方の幅を広げることにもつながるでしょう。

請求書アプリを使う時の注意点

このように多くのメリットがある請求書アプリですが、注意点もいくつか存在します。

まずは、紙ベースの請求書受領を希望する取引先がある場合です。

多くの請求書アプリは郵送代行による請求書送付にも対応していますが、送付の都度、郵送料・手数料がかかるサービスがほとんどです。そのため、紙ベースを希望する取引先の割合が多い企業の場合、サービスの利用料と併せて経費が増大する恐れがあります。

次に、複数人でのアカウント作成やログインに制限がないかについて確認しましょう。

請求作業のボリュームが大きい場合、複数人の担当者が必要となるのはめずらしい話ではありません。しかし、プランによっては同時に2人以上のログインができないといったサービスもあります。業務を円滑に進めるため、自社の請求業務のボリュームに合ったアプリや料金プランを選ぶように心がけましょう。

請求書作成のおすすめアプリ6選

ここでは、業務効率化におすすめの請求書アプリを6つに絞ってご紹介するとともに、それぞれの特徴について解説します。

ROBOT PAYMENTの「請求管理ロボ」

請求管理ロボ」は、毎月の請求業務を最大80%削減する請求管理・債権管理システムです。
請求書の発行送付集金消込催促などの売掛金管理を全て自動化し、人的作業を減らしてミスを防ぐとともに、経理業務の効率化を実現します。

加えて、SFA(販売管理システム)との連携により、自動で行われた請求業務の内容を会計システムに反映させることも可能です。これにより、煩雑なやり取りの削減と企業会計の透明化をサポートし、従業員がコア業務に専念できるようになります。

なお、コンビニ決済、クレジットカード決済、口座振替、銀行振込など、複数の決済手段に対応しているため、企業間取引のみならず、BtoC取引にも活用いただけます。

インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応しており、これまでに700社以上の企業に導入され、年間取引請求金額は約2,770億円に上ります。経費の管理や帳簿付け、請求業務にお悩みの企業のご担当者様は、お気軽に「請求管理ロボ」にご相談ください。

Misoca

Misoca(ミソカ)は、見積書 ・納品書・請求書・領収書・検収書の作成に対応したアプリです。フォーム入力形式でかんたんに作成できる見積書から、請求書をはじめとした各書類にそのまま自動で転記することができ、自動メール送信やワンクリックでの郵送代行にも対応しています。

また、弥生会計が提供する会計ソフト(やよいの青色申告・白色申告・各オンライン版)やfreee、マネーフォワードといった他社製会計・申告ソフトとの仕訳連携機能も備えている点もメリットです。導入済みの会計システムと連携することで、決算・確定申告の際の業務フローを大きく変えることなく省力化できるでしょう。

なお、Misocaの無料版では、月間10通までの請求書が作成可能です。有料版では15通・100通まで追加料金無しの年払い2プランがあり、それぞれ16通・101通以降は都度課金が必要となります。

Jimuu

Jimuu(ジムー)は、主にフリーランス・個人事業主向けの見積書・請求書作成アプリです。

無料プランだけでも基本的な請求書の作成が可能ですが、月額料金制で登録できるプレミアムプランでは見積書・注文書・請求書といった基本的な6帳票の作成に対応しています。

有料版ではCSV形式でのエクスポートも可能なため、外部の会計・申告システムと連携する際には、このプレミアムプランへ登録しておくとスムーズです。

ちなみに郵送代行・FAXによる送信については、専用電子マネーの「コイン」による都度払いとなっており、月額料金には含まれていないため留意しておきましょう。

freee会計

freee(フリー)は会計・人事労務・申告など多くのクラウド型バックオフィスサービスを提供しており、請求業務では「freee請求書」がスマホ・タブレットから利用可能となっています。

freee会計アプリとの連携により、請求書発行だけでなく、売掛金管理・入金管理も自動で行うことができるのが特徴です。そのため、ほかの経理業務でもfreeeをメインに利用している事業者の方は特にメリットが大きいでしょう。

また、freee会計に登録してさえいれば、未連携・無料でもほぼ全機能の使用が可能なのも利点です。ログイン人数の上限はありますが、使い勝手をじっくり試したうえでほかの請求アプリ・会計ソフトと比較したいという方にもおすすめです。

Square

Square(スクエア)は電子マネーやクレジットカードなどの電子決済端末・POSレジサービスを軸に、「Square請求書」の名称で請求アプリも提供しています。

無料版でも見積書や請求書を無制限に作成・送付でき、ユーザー数の上限もないという縛りの少なさが大きな特長です。有料版では、さらにマイルストーンに合わせた支払いスケジュールの作成など、より業態にパーソナライズされた多彩な機能が提供されています。

特にプロジェクト方式の業務で、顧客と進捗やステータスを共有しながら進める際に役立つ機能が満載となっているため、フリーランスにもおすすめの請求アプリといえるでしょう。

Invoice Bee

Invoice Bee(インボイスビー)は、中小企業やフリーランス向けの請求書アプリです。

今回ご紹介する中では唯一の海外デベロッパー製アプリで、請求書作成の基本的な機能を網羅しているほか、独創的な機能も多数搭載されており、主に海外からのレビューで高評価を得ています。

特に、ディスプレイに表示した請求書にそのまま署名(サイン)が可能な機能と、支払い期限が近づくとリマインドしてくれる機能は、ほかのアプリにはない珍しい特徴といえるでしょう。

現時点では日本語未対応ですが、国産の会計システムとの連携をそこまで重視せず、国際的な請求書アプリを使ってみたい方は一度触れてみる価値のあるサービスとなっています。

また、Paypal決済などの国外取引の多い業種や、貿易商といった事業者様にもおすすめです。

請求漏れへの備えに「1click後払い」がおすすめ

これまでに挙げたアプリはいずれも優秀な請求書作成機能を備え、業務効率化に役立つものばかりです。しかし、請求漏れ・入金漏れの可能性を完全にゼロにすることは難しい点、取引先の事務ミスや資金繰りによる入金遅延の可能性がある点には懸念が残ります。
そこで、そのような万が一の事態に備えるためにも、ぜひ株式会社ROBOT PAYMENTが提供する「1click後払い」の利用をご検討ください。

1click後払い」は銀行振込の請求書をカードで決済できるサービスです。従来のBtoB商取引では難しかった「買い手が自由に決済手段を選択・変更」することを可能にします。お手持ちのカードを利用し、支払いを最大60日間延長することで、資金繰り改善や法人間決済のDXに貢献します。期日までの請求元への銀行振込は当社が代行するとともに、振込名義はご利用者様のもとで指定ができるため、請求元には本サービスを利用している旨を知られることなくご利用が可能です。

また、複雑な手続き・審査の必要がなく、クレジットカードがあればご利用できるため、銀行融資やファクタリングなどの資金調達を実施することなく決済が完了します。最短3営業日でお振込みをいたしますので、期日までに余裕がないケースでも対応が可能です。個人事業主の方も含めて幅広い方がご利用いただけますので、お気軽に「1click後払い」までご相談ください。
監修
【監修】藤田 豪人 株式会社ROBOT PAYMENT 執行役員

2019年当社に入社、執行役員に就任。
当社に入社以前は株式会社カオナビにてコーポレート本部長、複数の情報IT企業にてCMOなどを歴任。
現在は、当社のフィナンシャルクラウド事業及びマーケティング全般を統括。
  • 請求書の作成から発行まで自動化「請求管理ロボ」
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