請求書の但し書きの項目とは?必要性や書き方を解説!
請求書への記載項目として、会社名や会社所在地、品目、価格などの一般的な項目の他に、但し書きと書かれているのを目にしたことがある方もいるでしょう。品目や価格などの主要な事項が書かれていれば但し書きは不要に思えますが、正しくはどうなのでしょうか。
この記事では但し書きの意味や請求書における必要性などについて解説します。
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但し書きとは
ここでは但し書きの概念を理解するために、但し書きの意味と活用される場面について解説します。
但し書きの意味
但し書きはその名のとおり、「但し」という言葉で文章の先頭に書かれていることが多く、前文の説明や条件、あるいは例外などを注記するために書き加えられるものです。この場合、1つの項の中で2つの文章を含むことになり、前半の文章を本文と呼び、後半の文章を但し書きと呼びます。
契約書などでは、それまでの文章の内容を覆す意味で但し書きを入れることもあります。例えば、「商品の引き渡しは乙が甲によって指定された倉庫に商品を搬入することによって行うものとする。但し、甲が事前に他の方法を指定した場合はこの限りではない」などのような使われ方をします。このように、本文では原則を示し、但し書きで例外を示します。本文と但し書きを両方通して読まなければその文書の正確な意味が分からないので、本文と同等の重要性があるものです。
活用される場面
法的書類以外に日常生活で但し書きをよく目にする場面としては、領収書があります。領収書で書かれる但し書きは、提供した商品やサービスが不透明なものに対して説明する目的で書かれるケースが大半で、一般的には「但し、〇〇代として」と書かれることが多いようです。
但し書きの欄が空欄だと、経理担当者はどの品目で計上したらいいのか判断できず、そもそも経費で処理していいか分からないという事態にならないとも限りません。したがって、会社の備品などを立て替えて購入した際などは、後で精算する時に領収書が正式なものであることを示すために記入してあった方がよいとされています。
請求書にも但し書きは必要なのか
請求書は、商品やサービスと代金をやりとりするのに使われる書類です。請求書はそもそも何に対しての請求なのかを明確にする必要があるものなので、但し書きを記載する必要はありません。
なぜなら、請求書には商品名やサービス名、個数、価格などの項目が記載されており、それを見ればどのような商品やサービスに対しての請求なのかが分かるためです。そのため、請求書では領収書のように改めて商品やサービスの内容を記す必要はなく、但し書きが必要ないといえるのです。
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