今やもう当たり前?ネット銀行決済のメリット・デメリット

決済全般

キャッシュレス化が進む日本において、ネット銀行はもう当たり前に日本社会に浸透しています。ネット銀行とは、対面の店舗を持たず、インターネット上での取引を中心として営業している銀行のことを言います。
では、ネット銀行があるとどんなことが便利になるのでしょうか。ここではネット銀行のメリット、デメリットについて解説していきます。

ネット銀行とは

まずは主要なネット銀行をご紹介していきたいと思います。

・楽天銀行

-言わずと知れた楽天株式会社の子会社である、楽天銀行株式会社が運営する銀行です。
ATMの引き出し手数料が5回まで無料だったり、楽天のポイントがたまったりと特典が多数あるネット銀行です。

・イオン銀行

-イオングループに所属する株式会社イオン銀行が運営する銀行です。ATMでの引き出し手数料が365日24時間無料だったり、イオン銀行宛のお振込みの手数料が無料等の特典がついています。

・ジャパンネット銀行

-株式会社ジャパンネット銀行が運営するインターネットバンキング。Tポイントが付与されたり、ワンタイムパスワード式を導入する等セキュリティ面にも力を入れています。

そもそもネット銀行すなわち、インターネットバンキングとは、いつから社会に出始めたのでしょうか。
バブル崩壊後、1996年以降の金融ビッグバンと呼ばれる大規模な金融改革が行われる中、銀行の自由化が進みました。その中で、よりコストのかからないオンライン上で取引が完結するインターネットバンキングサービスを各銀行が始めました。日本で初めてインターネット専業銀行ができたのは、2000年で、ジャパンネット銀行が最初です。その後、後を追うようにして大手銀行も続々とインターネットバンキングに進出してきました。そして現在では、イオン銀行や楽天銀行等の株式会社も銀行業に参入するようになったのです。

ネット銀行のメリット

さて、ここまで当たり前になったネット銀行ですが、そもそもどんなメリットがあるのでしょうか。ここではネット銀行決済のメリットをあげていきたいと思います。ここでは3つに絞って解説していきます。

まずは、「決済がオンライン上で完結するため、窓口へ行くことが不要」ということです。これは言わずもがなですが、オンラインで全ての取引が完結することです。2000年までの銀行決済であれば、必ず現金でのやりとり、ATMや窓口に行って現金を引き出す必要がありました。そのため現金の引き出しには少なからず不安がありました。しかし、インターネットバンキングの登場により窓口に行くことなく、オンライン上で預金引き出しが可能になりました。現金を取り扱う不安や即時決済が可能になり、取引のストレスが緩和され、ネットショッピング等も簡単に可能になりました。

次に「振込手数料が格安」です。これも第1章で開設しましたが、楽天銀行やイオン銀行ではATMでの引き出し手数料が無料です。インターネットバンキングができるまでの銀行ATMでの取引手数料は、100~300円程度の手数料がかかっていました。これにより、銀行での取引回数が減ってしまったり、それにより購買機会が減少してしまっていたりしました。振込手数料が無料になったことにより、取引回数の増加、販売機会も増加しました。

最後に、24時間の利用可能であることです。インターネットバンキング以前、24時間取引はできませんでした。必ず銀行の営業時間内に現金を引き出し、送金を行う必要がありました。また、ATMの場合も必ず営業時間内に取引を行う必要がありました。24時間365日銀行での決済が可能になったことにより、営業時間外での決済が可能になり、より購買機会が増加し、ネットショッピングがより便利になりました。

ネット銀行のデメリット

ここでは逆にネット銀行決済におけるデメリットを解説していきます。メリットだけではなく、デメリットも知っておく必要があります。

まずは、BtoB取引においてネット銀行は引き落とし口座に指定できない場合がほとんどです。まだまだ振替依頼書を使った紙ベースでの取引が一般的になっている日本のビジネス社会では、ネット銀行を引き落としの口座に指定することができません。そのため、ネット銀行ではなく、従来の銀行口座を開設し、取引を行う必要があります。

次に、ネット銀行を自社口座にしている場合、まだまだ保守的な日本企業である取引先から信頼されないことも多々あります。口座開設に法人印等が不要なネット銀行においては、まだまだその信頼度は低いと言えるでしょう。

最後に、銀行窓口が無いため、銀行員がお金回りの相談に乗ってくれることがありません。これが一番のデメリットではないでしょうか。従来の銀行では銀行の法人営業部門が企業の融資を行う反面、お金回りの相談に乗ってくれることもありました。しかしネット銀行では全てオンライン上で完結するため、そういったコンサル等も受けることができません。

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監修
【監修】藤田 豪人 株式会社ROBOT PAYMENT 執行役員

2019年当社に入社、執行役員に就任。
当社に入社以前は株式会社カオナビにてコーポレート本部長、複数の情報IT企業にてCMOなどを歴任。
現在は、当社のフィナンシャルクラウド事業及びマーケティング全般を統括。