【厳選11社】本当におすすめの大手ファクタリング会社の手数料や入金までの日数を比較!安心して利用できる会社とは?
大手のファクタリング会社の中でも本当におすすめできる11社を厳選し、特徴、手数料や入金までの日数を比較します。ファクタリングは大手の方が安心なのか、どのようなサービスを選べばいいのかなど、よくある疑問にも答えます。ファクタリング会社の分類についても解説するので、自社に合うタイプ、サービスを見極められるようになるでしょう。
ファクタリングは大手なら安心なのか?
ファクタリングは資金繰りの改善策として注目を集めていますが、日本ではまだ新しいサービスであり、法整備やサービスに対する理解が十分とはいえません。そのような状況下では、悪徳業者が紛れ込む可能性も否定できません。知名度が低すぎる会社を選ぶことは、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクもともないます。
だからといって大手なら絶対に安全というわけでもありません。とはいえ、一般的に大手企業は、経営基盤が安定しており、コンプライアンス体制も整っている傾向があります。また、知名度が高いため、利用者の口コミや評判も集まりやすく、サービスの質を見極めやすいというメリットもあります。
本記事で紹介しているファクタリング会社は、実績や信頼性に基づいて厳選したものです。安心してご利用いただける会社ばかりですので、ぜひ参考にしてください。
ファクタリング会社の分類
ファクタリング会社は、その事業形態によって主に3つのタイプに分類されます。資金調達のスピードや手数料、利用可能な資金規模などを考慮して、自社に最適なタイプの会社を選ぶことが重要です。それぞれのタイプの特徴を詳しく解説していきます。
入金が早く手数料も低め「独立系」
独立系ファクタリング会社は、銀行やノンバンクなどの金融グループに属さず、独立した資本で運営されている会社です。
独立系の特徴として、まず挙げられるのが審査の柔軟性と迅速な対応です。資金調達のスピードが重視されるケースや、財務状況が厳しく銀行融資が難しい場合でも、比較的利用しやすいというメリットがあります。
また、手数料が比較的低く設定されている会社も多く、資金繰りの負担を軽減できる可能性も高いでしょう。
ファクタリングは、急な入金遅延や予期せぬ出費など、突発的に資金調達が必要になったときに特に適した方法です。そのような状況では、迅速な対応が求められます。
独立系の大手ファクタリング会社は、豊富な資金力とノウハウを活かし、迅速かつ柔軟な対応が可能です。急な資金調達が必要な際には、ぜひ検討してみてください。
大規模な資金調達に「銀行系」
銀行系ファクタリング会社は、銀行やそのグループ会社が運営するファクタリングサービスです。
銀行系の特徴は、なんといってもその信頼性と資金力です。大口の資金調達にも対応しており、数千万円から数億円規模のファクタリングも可能です。
また、銀行の信用力を背景に、低めの手数料での資金調達が期待できるのも魅力の一つです。特に大口の債権を扱う場合、手数料の違いが最終的な受取額に大きく影響するため、低金利での調達は大きなメリットといえるでしょう。
ただし、銀行系は審査基準が厳しく、審査に時間がかかる傾向があります。また、個人事業主や小規模事業者向けの少額ファクタリングには対応していない場合が多い点も留意しておきましょう。
なお、銀行系は売掛債権の買取ではなく、「売掛債権を回収できなかった場合、その金額をファクタリング会社が自社へと代わりに支払ってくれる」という保証ファクタリングを提供していることも多いです。
手数料を抑えやすい「ノンバンク系」
ノンバンク系ファクタリング会社は銀行以外の金融機関、たとえば消費者金融や信販会社などが提供するファクタリングサービスです。
ノンバンク系の最大の特徴は、銀行系と比較して審査が緩やかで、資金調達までのスピードが早い点です。また、中小企業や個人事業主でも利用しやすいように、少額のファクタリングにも対応しているケースが多いのも特徴です。
ノンバンク系が提供するファクタリングは、3社間ファクタリングが主流です。3社間ファクタリングは売掛先企業の同意が必要となるため、審査に時間を要する場合や、ファクタリングの利用が売掛先に通知されるといったデメリットも存在します。
しかし、3社間ファクタリングは2社間ファクタリングと比較して審査をクリアしやすく、手数料も低く抑えられるというメリットがあります。そのため、資金調達のスピードよりも手数料の安さを重視する場合や、売掛先企業との関係性に問題がない場合は、ノンバンク系の3社間ファクタリングが適しているといえるでしょう。
手数料については、会社によって異なりますが、一般的には独立系と同程度かやや低めといわれています。しかし、銀行系よりは低く抑えられる可能性があり、資金繰りの負担を軽減したい企業にとっては魅力的な選択肢といえるでしょう。
ファクタリング会社の比較ポイント
ファクタリング会社を選ぶ際には、いくつかの重要な比較ポイントがあります。これらのポイントをしっかりと把握し、自社のニーズに合った会社を選ぶことが、スムーズな資金調達を実現する鍵となります。
【最初に確認】ノンリコースであるか
ファクタリング会社を選ぶうえで、最初に確認すべき重要なポイントが「ノンリコース」であるかどうかです。ノンリコースとは、売掛先が倒産などによって支払いができなくなった場合でも、ファクタリング会社があなたに支払いを請求しない契約形態を指します。
ノンリコースであれば、売掛先の倒産リスクを負うことなく、安心してファクタリングを利用できます。一方、リコース型の場合、売掛金が回収できない場合は、あなたがファクタリング会社に代金を支払う義務が生じます。
なお、ファクタリングはノンリコースが基本です。リコース型はファクタリングを装った悪徳業者やヤミ金である可能性が高いため、なるべく利用しないようにしましょう。
対応した取引形態(2社間・3社間)
ファクタリングには、2社間と3社間の2つの取引形態があります。
2社間ファクタリングは、あなたとファクタリング会社の間だけで取引が完結するため、売掛先に知られることなく資金調達できるというメリットがあります。しかし、3社間ファクタリングに比べて手数料が高くなる傾向があります。
一方、3社間ファクタリングは、売掛先にもファクタリングの利用を通知する必要があります。そのため、取引先に知られたくない場合は利用できません。しかし、2社間ファクタリングよりも手数料が安く、資金調達額も高くなる可能性があります。
どちらの取引形態が適切かは、あなたの状況やニーズによって異なります。手数料や資金調達額、取引先との関係などを総合的に考慮して、最適な取引形態を選びましょう。
手数料
ファクタリング会社を選ぶうえで、手数料は非常に重要な比較ポイントです。手数料は、ファクタリング会社が売掛債権を買い取る際に差し引く金額です。一般的には売却する売掛債権の額面に対する割合(手数料率)で計算されます。
たとえば30万円の売掛債権のうち10万円を、手数料率10%でファクタリングする場合、手数料は1万円となります。なお、申し込み時に入力した金額から手数料を差し引いた額を入金するサービスと、ファクタリング会社への支払い時に「自社への入金額+手数料」を支払うことになるサービスがあります。
手数料率はファクタリング会社によって大きく異なりますが、2社間なら9~20%、3社間なら1~9%程度が目安といわれています。手数料率が極端に高いもしくは低い会社は、悪徳業者の可能性もあるため注意が必要です。
買取限度額
買取限度額とは、ファクタリング会社が一度に買取できる売掛債権の額を指します。買取の上限額だけでなく、下限額も設定されています。
買取限度額はファクタリング会社によって異なり、数万円から数億円まで幅があります。資金調達の規模を踏まえ、対応可能な会社を選びましょう。
一般的に、大手ファクタリング会社は資金力があるため、高額な買取限度額を設定している傾向があります。
入金までの日数
入金までの日数は、ファクタリング会社によって大きく異なります。最短即日入金に対応している会社もあれば、数日~1週間程度かかる会社もあります。
入金までの日数は、資金調達の緊急性によって重要度が変わってきます。急ぎで資金が必要な場合は、即日入金に対応している会社を選ぶことが重要です。
一般的に、2社間ファクタリングは3社間ファクタリングよりも審査が早く、入金までの日数も短くなる傾向があります。また、審査に必要な書類を迅速に提出することも、入金までの日数を短縮するポイントです。
ただし、入金までの日数が早いからといって、必ずしも良いファクタリング会社とは限りません。手数料や買取限度額、信頼性など、他の比較ポイントも総合的に考慮して、最適な会社を選びましょう。
必要書類
ファクタリングを利用する際に必要な書類は、ファクタリング会社や取引形態によって異なります。しかし、一般的に以下の書類は共通して必要となります。
・本人確認書類:運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど
・売掛債権を証明する書類:請求書、納品書、契約書など
・売却する売掛金が入金される口座の通帳(直近3~6ヵ月分)
・会社の登記簿謄本(法人の場合)
・開業届(個人事業主の場合)
これらの書類に加えて、決算書や取引履歴などの財務状況を証明する書類を求められる場合もあります。また、3社間ファクタリングの場合は、売掛先企業の承諾書が必要となることもあります。
必要書類を事前に確認し、スムーズに手続きを進められるように準備しておきましょう。また、書類の提出方法も郵送やFAX、オンラインなど、会社によって異なります。事前に確認し、対応可能な方法で提出するようにしましょう。
支払い(返済)の決まり方
2社間ファクタリングの場合、ファクタリングした売掛金が取引先から入金されたら、ファクタリング会社に「ファクタリングで資金調達した額+手数料」の金額を支払わなければなりません。ファクタリングは借入ではないため、厳密には「返済」という言葉は当てはまりませんが、融資における返済のようなものです。
この支払い期日はファクタリング会社との契約内容によって異なります。売掛金の支払期日と同じ日であることが多いですが、数日後(数営業日後)という会社もあります。
3社間ファクタリングの場合、売掛先が直接ファクタリング会社に支払うため、自社で支払うべき金額はありません。
【独立系】大手ファクタリング会社5選
独立系の大手ファクタリング会社を紹介します。手数料率が低い大手、入金が早い大手を厳選しました。
ROBOT PAYMENT
・請求代行付きのファクタリングサービス
・1.0%~の割安な手数料
・少額かつ複数の売掛債権を売却可能
ROBOT PAYMENTは請求代行や請求管理などのサービス・ツールを提供する会社ですが、「ファクタリングロボ for SES」というファクタリングサービスも提供しています。これは取引先への請求や売掛金回収の代行を含むサービスで、資金繰りの改善と併せて請求・売掛金回収業務の効率化にもつながります。
手数料は1.0%~からと割安で、少額の売掛債権にも対応。複数の売掛債権をファクタリングすることも可能です。ファクタリングを継続的に利用する予定の企業、請求・回収業務に課題を抱える企業におすすめのサービスです。
・手数料:1.0%~
・入金までの日数:締め日から5営業日
>>ROBOT PAYMENTのファクタリングサービスを見る
ビートレーディング
・ファクタリングの大手・老舗
・固定の担当者による柔軟な対応
・買取累計額1,300億円を超える圧倒的な実績
ビートレーディングは大手ファクタリング会社の中でも知名度が高く、実績も多い会社です。3万~7億円の買取実績があり、少額から大規模な資金調達まで幅広く対応してもらえます。
担当者は基本的に固定で、「この金額の買取なら手数料はこのくらい」のようなことまで教えてくれます。問い合わせや相談はメールのみの大手も多い中、電話で相談することも可能。自社の事情を理解した担当者と相談しながら、適切な売却額を決められるので安心です。
ただ、手数料は他の大手と比べると割高かもしれません。目安手数料は4~12%ほど(2社間ファクタリング)ですが、これを超える額がかかることもあります。
・手数料:4~12%ほど(目安)
・入金までの日数:最短即日
PAYTODAY
・上限9.5%の手数料
・基本的に即日、最短30分の入金
・過去の申し込みを複製できるため2回目以降の手続きが簡単
PAYTODAYも大手のなかでも存在感の強いファクタリング会社です。2社間ファクタリングに特化したサービスで、手数料率は1~9.5%。これは他の大手と比べてもトップクラスに低いです。
手続きはすべてオンラインで完結し、審査は独自のAIにより自動化されています。AI活用によるスピーディーな審査に強みがあり、急ぎの資金調達に適しています。買取可能額は10万円~で上限なし。少額のファクタリングにもおすすめです。
・手数料:1~9.5%
・入金までの日数:最短30分
ラボル
・フリーランス・個人事業主向けのサービス
・手数料率は一律10%でわかりやすい
・支払期日に余裕がある
ラボルはフリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービスです。最低1万円からの買取に対応しているため、独立したてで小規模取引がメインの個人事業主でも利用しやすいでしょう。
手数料率は一律10%と大手の中でも低い部類です。独自の「買取上限額」システムがあり、自分は今いくらまでのファクタリングを利用できるのかがわかります。支払期日は売掛金の入金予定日の数営業日後であるため、支払い忘れのリスクも低いです。
ただし、利用の頻度や回数などにより買取可能額が制限されることもあります。継続的な利用を予定しているなら、ROBOT PAYMENTやビートレーディングの方が使いやすいかもしれません。
・手数料:一律10%
・入金までの日数:最短60分
OLTA
・2~9%の最安クラスの手数料
・AI活用によるスピード審査
・基本の必要書類は4点のみ
OLTAは手数料2~9%の最安クラスで利用できるファクタリング会社です。必要書類は昨年度の決算書、直近4ヵ月分の通帳、請求書の3点。サービスへの登録時のみ代表者の本人確認書類が必要ですが、以降は簡単に手続きを進められます。
AI活用によりスピード審査を実現し、審査開始から24時間以内に見積もり結果を回答します。契約日もしくはその翌営業日に買取金額が振り込まれるため、急ぎの資金調達にもおすすめです。
・手数料:2~9%
・入金までの日数:即日もしくは翌営業日
【銀行系】大手ファクタリング会社3選
銀行系の保証ファクタリングの大手を紹介します。国内外の取引に対応した、安心して利用できるサービスを厳選しました。
みずほファクター
・国内はもちろん国際取引にも対応した保証ファクタリング
・取引先を指定し保証をかけられるため、コストの無駄が出ない
・取引先の情報提供もあり、与信管理にも役立つ
みずほファクターは国内・国際両方に対応したファクタリングサービスです。保証ファクタリングというタイプで、売掛債権を自社で回収できなかった場合、保証限度額内で最大100%を保証してもらえます。
取引先に利用を知られることはないため、「うちの会社を信用していないのか」と思われる心配はありません。新規開拓に力を入れたいが、債権回収に不安があるという場合におすすめです。
三菱UFJファクター
・国内・国際両方の取引で売掛債権を保証
・圧倒的なノウハウで与信管理をサポート
・建設・建築業に特化した保証サービスも提供
三菱UFJファクターも保証ファクタリングを提供する大手です。売掛債権の保証や与信管理をサポートする「根保証」、海外取引に利用できる「国際ファクタリング」に加え、工事請負代金の保証に特化した「下請債権保全支援事業」も提供しています。
販売先の情報提供や三菱UFJグループならではのノウハウを活かした与信管理サポートなど、安心感の大きいサービスです。国際取引が多い企業や建築・建設業にもおすすめできます。
SMBCファイナンスサービス
建設業界に強い売掛債権の保証サービス
国内外の取引に対応
手形買取業務も提供
SMBCファイナンスサービスは三井住友銀行から業務委託を受け、販売先に対する売掛債権の保証をするサービスです。国内外両方の取引に対応しています。
特に建設業界におすすめのサービスで、「建設債権保証」「下請債権保全支援事業」なども提供。受取手形債権のノンリコース買取も行っており、手形が不渡りになっても買い戻しにはなりません。
【ノンバンク系】大手ファクタリング会社3選
ノンバンク系の大手ファクタリング会社を紹介します。安心して利用できるサービス、いざというときに役立つサービスを厳選しました。
オリックス
・2社間・3社間の両方に対応
・大手だからこその安心感
・業界特化のファクタリングや売掛債権担保融資など幅広いサービスを提供
オリックスが提供するファクタリングサービスは、2社間・3社間のファクタリングに対応。診察・介護・調剤報酬債権のファクタリングサービスも提供しています。売掛債権を担保にした融資も行っており、自社の状況やニーズに応じて利用するサービスを得られます。
・手数料:要問い合わせ
・入金までの日数:要問い合わせ
AGビジネスサポートの売掛債権ファクタリング
・2社間・3社間の両方に対応
・最短即日の入金
・10万円~の少額買取OK
AGビジネスサポートの売掛債権ファクタリングは、消費者金融大手のアイフルグループが提供するファクタリングサービスです。売掛債権を最低10蔓延から、最短即日で現金化できます。赤字決算や債務超過、税金未納ありでも買取検討ができるため、他社の審査に落ちてしまった場合でも申し込んでみるといいでしょう。
・手数料:2%~
・入金までの日数:最短即日
早払い(ファクタリング)サービス(GMOイプシロン)
・医療・介護報酬に特化したファクタリング
・通常より1ヵ月半ほど早く報酬を現金化
・担保や保証人は不要
早払い(ファクタリング)サービスはGMOイプシロンが提供する、医療・介護報酬のファクタリングサービスです。国民保険・社会保険の請求後、約5営業日で請求額の8割をファクタリングします。
医療・介護報酬の入金は請求から2ヵ月ほどかかるため、開業して間もない場合や収益減少があった場合の資金繰りが厳しくなることも。このサービスを利用することにより通常より1ヵ月半ほど早く現金が手に入るため、いざというときの資金繰りに役立ちます。
・手数料:最大0.8%
・入金までの日数:約5営業日
急ぎの資金調達には独立系の大手ファクタリング会社がおすすめ
資金調達が必要な状況は、企業によってさまざまです。しかし、特に「急ぎで資金が必要」という場合には、独立系の大手ファクタリング会社がおすすめです。
独立系の大手ファクタリング会社は、審査の柔軟性と迅速な対応が強みです。審査に時間がかかる銀行系や、売掛先への通知が必要なノンバンク系と比べて、スピーディーに資金調達できる可能性が高いでしょう。
また、手数料が比較的低く設定されている会社も多く、資金繰りの負担を軽減できる点も魅力です。
ただし、ファクタリング会社を選ぶ際は、手数料や買取限度額、ノンリコースであるかなど、さまざまな比較ポイントを総合的に検討することが重要です。本記事で紹介した比較ポイントを参考に、自社に最適なファクタリング会社を選び、スムーズな資金調達を実現しましょう。