クレジットカード決済サービスを徹底比較!サービス提供会社を選ぶ際のポイントとは?
近年、世界中でキャッシュレス化が推進されており、2022年の世界銀行およびBIS(国際決済銀行)のレポートによれば、韓国が99.0%、中国が83.5%、オーストラリアが75.9%と高い割合で普及しています。しかし、日本においては2022年次点で36.0%と低い水準にとどまっているため、経済産業省は2025年6月までに国内のキャッシュレス決済化を40%まで増加させることを目指しています。
消費者のニーズに合わせて多様な決済サービスを取り扱う店舗は増加傾向にあり、その利便性の高さから今後益々キャッシュレス決済の需要は高まる見込みです。
この記事では、主にクレジットカード決済サービスの比較、決済サービスを選択する際のポイントについて解説します。
なお、クレジットカード決済の概要・仕組み・導入する際の2つの契約方法については、以下で詳しく解説しています。
クレジットカード決済とは(導入メリットや仕組みを図解)
クレジットカード決済サービスの比較
では、まず代表的なクレジットカード決済サービスについて、その特徴をご紹介しましょう。
Airペイ
Airペイは、iPhone・iPadなどのiOS端末で利用できる決済サービスです。ただし、Android端末には未対応となっているため、導入する際はあらかじめ確認しておきましょう。
iOS端末とカードリーダーのみでクレジットカードや電子マネーといった多様な決済サービスが利用でき、併せてAirペイQRも申請すれば、LINE PayやPayPayなどのQRコード決済も利用可能です。
また、Ariペイではスマートフォン・タブレットで使用可能なPOSレジアプリ「Airレジ」がダウンロードできます。Airレジには売上集計・分析、在庫管理やレジ機能が搭載されており、店舗経営における会計などの業務負担を軽減します。
楽天ペイ
楽天ペイは、楽天会員の集客が見込める決済サービスです。クレジットカードや電子マネー対応の決済端末に加えて、QRコード決済にも対応しており、利用したい決済サービスごとに申請できます。
また、楽天ペイの申請を行うとKDDIが提供するau PAYも利用可能となります。1億人を超える楽天ユーザーと約2200万人のau PAYユーザー両方の支払い方法に対応することで、大幅な集客率向上が期待できます。
ただし、楽天ペイにはPOSレジアプリが用意されていないため、必要に応じてその他のPOSレジアプリと組み合わせましょう。
Times PAY
Times PAYは、タイムズパーキングを展開するパーク24が提供している決済サービスです。導入時に専用のタブレットや、通常数万円ほど掛かるプリンターをすぐに使用できる状態で提供しており、事前準備の必要がありません。
また、タブレットのオプションにはauのSIMカードが標準装備されており、店舗のインターネット環境が整っていない場合でも、決済に関する通信費用をTimes PAY側が負担します。
ただし、QRコード決済には非対応です。提供される端末はTimes PAY専用の仕様となっているため、他社のサービスを利用したい場合は別途端末を用意する必要があります。
square
Squareは、アメリカ発祥のモバイル決済サービスです。最短6日ほどでクレジットカード・電子マネーと2つの決済手段を導入可能となっており、売上金額は翌営業日に入金されるという非常にスピーディな導入・運用が特徴です。
また、Square独自のPOSレジアプリも無料提供しており、所持する端末でレジや商品・在庫管理機能はもちろん、請求書やECサイトの作成までも利用できます。ほかにも、クレジットカードの情報を読み込む「Square Reader」は、ICチップ搭載カードや磁気テープ式カードのどちらにも対応となっており、タッチ決済も行えるためバリエーション豊富です。
Squareは解約手数料、導入費用、オペレーションコストも発生しないため、コストパフォーマンスにも優れた決済サービスといえます。
stera
三井住友カードが展開する決済サービスsteraは、ECサイトや実店舗の両方で対応しており、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済といった複数の決済方法を選択できます。
決済は専用端末の「stera terminal」ですべて対応でき、暗証番号や電子署名はタッチパネル形式で入力します。暗証番号入力キーは常時ランダムで表れること、顧客視点でないと確認できないなど、セキュリティ対策も万全です。
ネットと実店舗のデータを統合することも可能で、店舗ごとにデータを照らし合わせる手間が省けて、決済データを販売戦略に有効活用できます。
クレジットカード決済サービスを選ぶ際のポイント
ここでは、クレジットカード決済サービスを選ぶ際の5つのポイントを解説します。
導入までの日数
決済代行会社を通した場合は、3~5日程度で開始できるのが一般的です。万が一、クレジットカード決済の導入を急ぎたい、日程が忙しくて余裕がないなどの事情がある場合は、導入までの日数や詳細を相談してみると良いでしょう。
利用可能なカードの種類
クレジットカード決済の導入にあたって、最重要といっても過言ではないのが利用可能なカードの種類です。Visa、MasterCard、JCBに対応することはもちろん、観光客による売り上げが多い場合は、中国で主流となっている銀聯カード(UnionPay)に対応できる決済サービスの導入が必要です。
入金サイクル
クレジットカード決済は後払いの決済方法となります。そのため、決済完了となっても即座に店舗の売上金として入金されるわけではありません。入金サイクルは各企業でことなり、翌日だったり、月2回だったりとさまざまです。入金サイクルによっては一時的にキャッシュフローが滞ってしまうことがあるため、自社に合った入金サイクルを選ぶようにしましょう。
手数料
クレジットカード決済サービスの導入で最も気になるのが手数料ではないでしょうか。手数料は店舗の規模や形態、商品などによって異なりますが、決済金額の3%~10%前後が相場となっています。
また、決済手数料の他にも初期費用や月額手数料が発生する場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
オペレーションの難易度
クレジットカード決済を導入する際は、スタッフがクレジットカード決済の使用方法を身に付ける必要あります。しかし、端末の設定方法や操作の難易度が高いと、スタッフが使いこなせずミスが発生したり、お客様をお待たせしてしまったりする可能性があります。
そのような事態を招かないためにも、決済サービスを選ぶ際は端末の操作性やクレジットカード決済サービスのバックアップ体制は必ず確認しましょう。
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