【2025年】掛け払い決済代行サービスおすすめ5選を比較

2025年2月18日

厳選した5つの掛け払い決済代行サービスについて、特徴や手数料、対応した支払い方法を比較します。掛け払い決済代行サービスとは、企業間取引における後払い決済の業務を代行するサービスです。サービス選びのポイントやメリットも紹介します。

掛け払い決済代行サービスの6つの比較ポイント

掛け払い決済代行サービスは、企業間取引をスムーズにする便利なサービスです。しかし、サービスごとに特徴が異なるため、自社に合ったものを選ぶ必要があります。ここでは、サービス選びで重要な6つのポイントを紹介します。

ポイント1.業務範囲

掛け払い決済代行サービスが対応している業務範囲は、サービス比較の重要なポイントです。代行サービスがどこまで業務をカバーしてくれるかで、自社の業務負担が大きく変わります。

確認するべきは、請求書の発行や入金確認、督促といった基本的な業務に加えて、与信管理や顧客対応なども代行してくれるかどうかです。自社のリソースやニーズに合わせて、必要な業務をカバーしているサービスを選びましょう。

ポイント2.利用限度額

利用限度額も、掛け払い決済代行サービスを比較するうえで確認すべきポイントの1つです。取引先ごとに設定される利用限度額が、自社の取引規模に見合っているかを確認しましょう。

利用限度額は、取引先の信用力や支払い能力に応じて設定されます。高額な取引が多い場合は、十分な利用限度額が設定できるサービスを選ばないと、取引に支障をきたす可能性があります。

ポイント3.保証率

掛け払い決済代行サービスを比較する際は、保証率も確認しましょう。保証率とは、取引先の未払いが発生した場合に、代行会社がどの程度まで保証してくれるかを示す割合のことです。

たとえば100万円の取引をする場合、保証率が90%なら90万円までを、100%なら全額の100万円を保証してもらえます。請求管理ロボのように、未払い時でも取引額を全額(100%)保証してくれるサービスもあります。

保証率が高いほど、未回収リスクを軽減できます。ただし、保証率が高いサービスは手数料も高くなる傾向があるため、リスクとコストのバランスを考慮してサービスを選ぶことが大切です。

ポイント4.初期費用や月額料金の有無

初期費用や月額料金の有無も、サービスを比較するうえで確認しておきたいポイントです。これらの費用は、サービスを利用するための固定費として発生します。

初期費用は、サービス導入時に一度だけ発生する費用です。月額料金は、毎月定額で発生する費用です。これらの費用が無料のサービスもあれば、有料のサービスもあるため、複数のサービスを比較検討しましょう。

ポイント5.手数料

掛け払い決済代行サービスを利用する際には、手数料も重要な比較ポイントになります。手数料は、取引金額に応じて発生する費用であり、サービスの利用コストに大きく影響します。

たとえば取引額が100万円だとしましょう。手数料が1%なら1万円、2%なら2万円を、代行サービス会社に支払うことになります。

手数料はサービスによって異なります。取引金額や頻度などを考慮し、自社にとって最もコストメリットのあるサービスを選びましょう。

ポイント6.対応した支払い方法

掛け払い決済代行サービスが対応している支払い方法も、事前に確認しておきましょう。取引先の多様な支払いニーズに対応できるかどうかは、ビジネスチャンスを広げるうえで重要です。

一般的な銀行振込だけでなく、口座振替やコンビニ払いなど、さまざまな支払い方法に対応しているサービスもあります。取引先の利便性を高め、スムーズな取引を実現するためにも、幅広い支払い方法に対応したサービスを選びたいところです。

掛け払い決済代行サービスおすすめ5選

おすすめの掛け払い決済代行サービスを5つ、厳選して紹介します。サービスの特徴はもちろん、初期費用・月額料金・手数料といった費用、対応した支払い方法も紹介するので、比較検討の参考にしてください。

RP掛け払い決済

●売掛金を100%保証、手数料は〜3.4%
●与信NGの請求先も同システムで管理
●締日から最短5営業日で入金

RP掛け払い決済は、売掛金100%保証の掛け払い決済代行サービスです。請求代行サービスだけでなく、代行会社と自社で情報共有ができる請求管理システムも提供しています。

従来的なBPO(業務代行サービス)ではできなかった、リアルタイムでの状況確認も可能です。請求書の発送日や開封日、入金日などを、システム上で確認できます。顧客から自社に問い合わせがあってもすぐに対応でき、営業も債権状況を事前に把握し、「未収がないから追加営業ができる」と判断できます。

請求管理を代行してもらうかどうかも、取引先ごとに選べます。自社で請求書の発行や送付、督促といった対応をしたい企業がある場合や、与信審査に落ちてしまった請求先も同じシステム上で管理できるため、バックオフィスが混乱する心配はありません。

また、締日から最短5営業日で入金される早期払いオプションもあります。このように、RP掛け払い決済は代行サービスとシステム提供により、バックオフィス業務の工数を大きく削減します。

RP掛け払い決済の料金・主な機能
初期費用 月額料金 手数料 決済手段
要問い合わせ 要問い合わせ 〜3.4% クレジットカード決済、口座振替(バーチャル口座対応)、銀行振込、コンビニ決済

>>RP掛け払い決済の詳細はこちら<<

NP掛け払い

●未回収リスクを100%保証
●企業ごとに請求書発行のタイミングを変更可能
●取引データから請求書を発行・送付

NP掛け払いは、請求業務を丸投げできる企業間の後払い決済サービスです。未払いを含む支払い状況が管理画面から確認でき、NP掛け払いが毎日口座をチェックしているので金額のズレなどを防げます。

早期建て替え・支払い遅延にも対応しており、キャッシュフローに影響が出ません。

与信通過率実績は99%で個人事業主から中小企業まで幅広い顧客を取り込むことができ、審査は最短即時で結果が出ます。

NP掛け払いの料金・主な機能
初期費用 月額料金 手数料 決済手段
0円 12,000円〜 〜3.6% 口座振替、銀行振込、コンビニ払い

楽々クラウド決済サービス

●毎月の請求額計算・請求書の印刷・封入などを自動化し業務負担を削減
●インターネット環境のみで利用できシステム構築不要
●幅広い決済手段で入金を自動管理し手間を減らせる

楽々クラウド決済サービスは、料金の請求・回収業務を自動化し収納状況も自動反映できる決済サービスです。クラウド上で顧客情報を一元管理でき、管理業務の効率化もサポートできます。

事前に登録した情報をもとに請求金額を自動計算し請求・回収します。口座振替ができなかった場合には請求書の自動送付にも対応します。

楽々クラウド決済サービスの料金・主な機能
初期費用 月額料金 手数料 決済手段
要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 口座振替、請求書(コンビニエンスストア払い、銀行振込、バーコード決済)、クレジットカード払い、NTTグループのキャリア決済

Paid

●未回収リスクを100%保証
●利用料は不要で限度額は最大1,000万
●対面や店頭、EC、SaaSにも対応

Paidは請求業務を全て代行する企業間決済サービスです。定額自動請求機能が搭載されており、必要な情報を登録するだけで定額の請求を自動化できます。

データを送信のみで請求業務が完了できるため、ユーザーは効率よく営業活動に取り組めます。個人事業主から中小企業に対応し、初回のみの企業審査で継続取引をスムーズに行います。

Paidの料金・主な機能
初期費用 月額料金 手数料 決済手段
0円 0円〜 125円/件 口座振替、銀行振込、コンビニ払い

ソニーペイメントサービス

●請求業務をすべて代行可能
●最短数秒の自動与信
●売掛金を100%保証

ソニーペイメントサービスのBtoB掛け払い決済サービスは、与信審査から請求書送付、入金確認・督促など請求業務のフルアウトソースが可能です。

法人・個人事業主の取引先に利用でき、業務をアウトソーシングすることでコア業務に集中できます。取引先の倒産や経営悪化により未払いが発生した場合、期日通りに売掛代金100%の支払いが受けられます。

ソニーペイメントサービスの料金・主な機能
初期費用 月額料金 手数料 決済手段
要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ

掛け払い決済の代行サービスとは

掛け払い決済代行サービスとは、企業間の掛け払い決済に関わる一連の業務を代行するサービスです。具体的には、与信管理、請求書の発行、代金回収、未払い金の督促などを代行会社が担います。

代行サービスを利用することで、企業は請求業務の負担を軽減できます。また、代行会社が未回収リスクを保証してくれるため、安心して取引を行えるようになります。

掛け払い決済代行サービスを利用する4つのメリット

掛け払い決済代行サービスを利用することには、多くのメリットがあります。ここでは、主な4つのメリットについて詳しく見ていきましょう。

メリット1.与信の効率化と強化

掛け払い決済代行サービスでは、代行会社が取引先の信用情報を調査し、与信判断を行います。自社で与信管理を行う必要はありません。

これにより、与信業務にかかる時間や人員を削減できます。また、専門的なノウハウを持つ代行会社に任せることで、与信判断の精度も向上し、より適切な取引先の選定が可能になります。

メリット2.未回収リスクの軽減

掛け払い決済代行サービスの利用は、未回収リスクの軽減につながります。代行会社が取引先の支払い能力を審査し、万が一未払いが発生した場合には、代金を保証してくれるためです。

これにより、貸し倒れによる損失を心配する必要がなくなります。特に新規取引先との取引においては、安心してビジネスを進められるようになるでしょう。

メリット3.請求業務の負担軽減

請求業務の負担軽減も、掛け払い決済代行サービスを利用する大きなメリットです。請求書の発行、入金確認、督促といった一連の請求業務を代行会社が担ってくれます。

これにより、経理担当者の業務負担を大幅に削減できます。人的リソースをより重要な業務に集中させられるようになり、業務効率の向上につながります。

メリット4.幅広い支払い方法への対応

掛け払い決済代行サービスを利用することで、幅広い支払い方法に対応できるようになります。代行会社は、銀行振込だけでなく、口座振替やコンビニ払いなど、さまざまな決済手段を提供しています。

取引先の多様な支払いニーズに対応できるため、利便性が向上します。その結果、顧客満足度が高まり、新たなビジネスチャンスの獲得にもつながるでしょう。

掛け払い決済代行サービスを比較する際は、重視するポイントを決めよう

掛け払い決済代行サービスの比較ポイントは、業務範囲、利用限度額、保証率、費用、手数料、対応支払い方法など、さまざまです。

サービスを選ぶ際は、自社が最も重視するポイントを明確にしましょう。たとえば、取引先が多く、多様な支払い方法に対応したいなら、支払い方法の豊富さを軸に選ぶと良いでしょう。コストを重視するなら、手数料や月額料金を比較検討することが大切です。

自社の状況に合わせて、最適なサービスを選んでください。

※一部サービス提供元の運営記事です/PR

監修元:OREND運営事務局

【OREND(オレンド)について】
「OREND」は飲食店や小売、EC業界に関するトレンドや各サービスの比較情報などを発信する専門メディアです。キャッシュレス決済端末や予約管理システム、ネットショップ作成ソフトなど、これからの店舗・オンライン型ビジネスのDX化に必要なツールの仕組みや機能などを紹介しています。
「OREND」URL:https://orend.jp/