Management経営情報

トップメッセージ

代表取締役 清久 健也

私たちの事業モデルは、リカーリング収益が97%を超える、非常に安定した、いわゆるストック型ビジネスです。 加えて、さらなる成長を求め、キャピタルアロケーションや投資対効果を綿密に計算しつつ、既存サービスの拡張や派生による新規事業やM&Aなどに向けた投資を実行してまいります。 そして、安定したリカーリングビジネスを志向しながら、収益が地層構造のように着実に積み重なるビジネスモデルを今後も推進していく予定です。

IRにおいて、我々が一番重要視しているのは、株主・投資家の皆様からの信頼です。また、IRに対する姿勢としては、株主・投資家の皆様に透明性高く事実を適時適切にお伝えすることを心がけてまいります。業績や事業進捗の善し悪しに関わらず、すべての経営実態をありのままディスクローズし、当社を内面的な部分からご理解いただいた上でご支援いただけるよう心がけてまいります。

当社は、創業25周年を期に、改めて今の世の中に対して我々は何ができるのかを考え、Corporate Purpose Statement(企業が社会的課題を解決するために行う活動や目標)を制定いたしました。

日本経済は、「失われた30年」以降デフレからの脱却ができず、技術革新や成長産業の創出も進まず、少子高齢化による労働人口の減少が経済成長を妨げ、国際競争力が大きく低下しました。 こうした問題の背景には、商取引においてお金の流れを阻害する「慣習」「非効率」「与信」という3つの「壁」 が立ちはだかっています。 旧来の商取引における慣習や非効率な取引手続き、さらには取引先に対する与信の問題が企業の資金循環を妨げ、潜在的な力を発揮できない企業が日本には数多く存在しています。 この滞ったお金の流れは企業の成長を抑え込み、日本全体の経済活動が今後も低迷し続ける深刻なリスクとなっています。 日本経済の競争力を高めるためには、この厚い「壁」を壊すことが不可欠です。 当社は、商取引を阻む3つの壁に対して、お金をつなぐ様々な革新的サービスで解決いたします。 日本における中小企業や基幹産業が持つ本来の力を発揮できるよう、お金の流れを潤滑にし、その結果、商取引が円滑に進み、新たな価値が次々と生まれる機会を創出してまいります。 そして、日本の経済力を底上げし、企業が持続的に成長できる環境を提供します。

我々は「商取引を自由にする決済インフラで再び日本を強くします」

株主・投資家の皆様におかれましては、今後ともROBOT PAYMENTを長期的にご支援いただき、より一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

※1リカーリング収益:経常的に発生する売上であり、売上高から初期費用を除いたもの
※2キャピタルアロケーション(資本配分):内部・外部から調達した資金をどのように設備投資やR&D(研究開発)、M&A(合併・買収)、株主還元などに充てるか方針を示すもの

代表取締役 清久 健也